熱中症にかからないために必要な予防法とは!?
九州地方では洪水の被害で大変な事に
なっていますね。
コロナの感染も気にしながらの避難生活・・・
大変な事かと思います。
心よりお見舞い申し上げますと共に
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
では、今回のコラムは『熱中症の予防について・・・』
《熱中症を予防するにはどうすればいいの?》
時には死に至ることもある熱中症・・・
しかし、次の対策をとることで予防することができます。
①暑さを避ける
日差しが強く暑い日には、なるべく外出を避けましょう。
どうしても外出をしなければならない時は
日傘や帽子などを着用して
直射日光を避けるように気をつけましょう。
更に、服装にも気をつけましょう。
*吸汗や速乾素材のもの
*熱を吸収する黒色系より白色系のもの
などがお勧めです。
また少しでも体調がおかしいと感じたら、
涼しい場所に移動し、水分を補給しましょう。
室内にいる場合もコロナ感染症予防のため、
換気扇や窓を開放して換気を行い
エアコンの温度設定をこまめに調整しましょう。
その他にも
*ブラインドなどで直射日光を防ぐ
*扇風機で部屋の気温や湿度を下げる
といった工夫もおすすめです。
②適宜マスクをはずす
現在コロナウイルス感染対策で
マスクは必需品になっていますが
気温・湿度の高い中でマスクをすると
熱中症のリスクが高くなってしまいます。
そこで政府の広報を見ると下記のように記されています。
・屋外で人と十分な距離(2m以上)が
確保できる場合は、マスクをはずしましょう。
・マスクを着用しているときは、
負荷のかかる作業や運動を避け、
周囲の人との距離を十分にとったうえで、
適宜マスクをはずして休憩をとりましょう。
このように熱中症にかからないように
状況に応じてマスクの使用法を分けることも
重要になりますね。
③こまめな水分補給
『のどが渇いた』と感じた時は、すでに水分が
足りていない状態なので
喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。
特に高齢者は、のどの渇きを感じにくいため、
飲みたいと思わなくても、
*外出や運動
*入浴、睡眠
などの前と後に水分をとることを心がけましょう。
”水分をとりすぎると汗をかき過ぎて良くない・・・”
と思っている人もいるかもしれませんが
この考えは間違いで
汗をかくことで、体から気化熱が奪われ
体温を下げる効果がありますので
水分は1日当たり1.2ℓ程度摂るようにしましょう。
また、たくさん汗をかいたときは、
普通の水を撮るよりも
スポーツ飲料や塩あめなどで
水分とともに塩分も補給するようにしましょう。
④暑さに備えた体作り
熱中症は、暑くなり始めや急激な気温上昇など
からだが暑さに慣れておらず
体温の調節が難しいときに起こりやすくなります。
からだが暑さに慣れ、
*暑い環境でも体温の調節や維持ができる
と言った状態を「暑熱順化」といいます。
このような状態になるには
ふだんから運動をしていて
適度に汗をかく習慣が無ければなりません。
つまり1日30分程度のウォーキングをするなど
普段から暑さに対応できる身体を作る事が
大切と言えます。
しかし
*寝不足や二日酔い
*疲れがたまっている
*風邪気味
*食事を抜いている
と言った場合にも熱中症になりやすいので
十分な栄養と休養をとることも大切になります。
このように普段から規則正しい生活を送り
適度な運動も心がけるようにして
新型コロナウイルス感染防止のための
「3密」を避けつつ
熱中症にならないように気をつけましょう。
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