冬でも脱水症状?マスク着用で増えているって?
今年もあとわずかとなりましたが
コロナの勢いも止まらず例年と違う年末年始になりそうですね。
マスクも必需品になって今話題になっているのが
『冬の脱水症状』
テレビなどでも報道されていますので
聞いた事がある人も多いのではないでしょうか?
『何故マスクで脱水症状?』
『冬なのに脱水症状?』
と思ってしまいますね。
そこで今回は
”冬の脱水症状とはどんなもの?”
と言ったテーマでお伝えしていきたいと思います。
《冬の脱水症状とは?》
脱水症状は夏によく発症すると思いがちですが
冬は空気が乾燥して水分を積極的にとらなくなったり
現在ではマスクをしている事で喉の渇きを感じにくい・・・
と言う事も原因で脱水症状がおこると言われています。
つまり、脱水症状は季節を問わず
注意しなければならない・・・と言う事になりますね。
◎冬の脱水症状の原因とその症状
冬でも脱水症状が起きる理由は
水分補給をおろそかにしがちになるから・・・
私たちの体は、普通に生活していても
“季節を問わず1日に2.5Lほどの水分を消費している”
といわれています。
これだけの水分は、体内で作られる水分や、
食事から摂取する水分だけでは十分ではないので
意識して水分補給することが大切と言えます。
またマスクは保湿効果があるため、
喉の渇きをさらに感じにくく
それに加え着脱が面倒なことから
水分補給の回数も減りがちになります。
冬など乾燥する日が続くと皮膚などからの蒸発が増し
さらに、喉があまり渇かないため脱水に気づきにくく、
暖房で、より乾燥した室内では蒸発が進むので
水分が奪われやすくなります。
更に、感染予防で外出機会が減り
水分を保つ役割もある筋肉の量が減少してしまい
脱水が起きやすくなる・・・といったこともあるようです。
このような事から冬でも
脱水症状には注意しなければならない事が分かりますね。
◎冬の脱水症の症状
脱水症状になると下記のような体調不良が表れやすくなります。
*めまい、立ちくらみ
*眠気
*疲労
*食欲不振
*関節の痛み
このような症状が起きた時、水分補給によって
改善された場合は脱水症状が原因だったといえます。
◎冬の脱水症状対策
では、冬の脱水症状を予防するために、
生活の中で取り入れたい事を見ていきましょう。
①こまめな水分補給
汗をかきにくい冬は、1日3回の食事時に加えて、
2時間に1回コップ1杯程度の水を飲むこと。
また、飲み物だけでなく、ほうれん草や小松菜など、
水分とミネラルが豊富な緑黄色野菜を意識して
食べることも水分摂取につながるのでおすすめです。
②皮膚からの蒸発を防ぐ
加湿器などを使ったり観葉植物を置いたり、
室内に洗濯物を干したりすることで
室内を加湿するように心がけましょう。
また
*定期的に換気する
*水を張ったバケツにタオルをかけておく
といったことも効果的です。
まだまだ寒い季節も続きコロナも収まる
気配もありませんね。
今年の冬は特に気を付けて水分を摂取するようにしましょう!
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