免疫力を高めるツボをご紹介!毎日刺激しましょう!!
前回までのコラムでは免疫力を 高める方法を
いくつかお伝えしてきましたが
今回からは当院の専門でもある
ツボに関してお伝えしていきます。
まず免疫力を高める方法として
*腸の働きをよくする
*体温を上げる
*質の良い睡眠をとる
といったことをお伝えしました。
今回からは一つ一つ
効果のあるツボを紹介していきますね。
是非毎日の習慣に取り入れて見てください。
まず腸の働きをよくするツボについて・・・
【腸の働きをよくする】
腸内環境を整えるには
乳酸菌類や食物繊維などを取るという方法が
一般的になっています。
ですが東洋医学の場合は
体内には『気(エネルギー)』の通り道があり
このパイプでつながる器官は
お互いに影響を与え合っていると考えます。
つまり腸内に老廃物がたまっていると、
この“パイプ”にも汚れがたまり
色々な不調を起こしてしまいます。
そこでご紹介したいのが
腸の掃除をする『合谷(ごうこく)というツボ。
手の甲の親指と人差し指の骨が交わり
骨がくぼんだ部分が
「合谷(ごうこく)」になります。
両手のこのツボを強めに6秒押します。
これを10回繰り返しましょう。
では次に睡眠に関してのツボを紹介していきます。
【質の良い睡眠のためのツボ】
①内関(ないかん)
両手首の近くにある内関(ないかん)という ツボは、
自律神経のバランスを整えてくれるので
刺激をすると穏やかな気分になります。
内関は手首を曲げた時にできる
太い横ジワの中央から、
ひじに向かって指2、3本ほど
移動したところにあるくぼみです。
親指で優しく押しましょう。
②労宮(ろうきゅう)
手を握ったときに、
人差し指と中指の先端の中間にあるツボで
精神に働きかける作用があります。
緊張したときに
手のひらに「人」という字を書いて
飲み込む、というおまじないがありますが
これも労宮を刺激することで
心を静める作用があることから
行われる動作といわれています。
③失眠(しつみん)
足の裏側、かかとの中央にあるツボです。
このツボは高ぶった神経を落ち着かせ
眠気を誘う効果があります。
足裏のツボを刺激する時は
椅子に座り片手で足首を持ち
もう片方の手の握りこぶしを作って
このツボを10~20回程度、 軽く叩きましょう。
不眠緩和の代表的なツボになりますので
かかとを湯たんぽにのせて
軽く温めるだけでも刺激になります。
他にもいろいろなツボがありますが
毎日続けて行うことで効果が出ますので
まずはこのツボの刺激から始めてみては
いかがでしょうか?
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