レーザー以外のシミ取り施術法の詳細!
前回はシミ取りレーザー治療について
詳しくお伝えしました。
今回はそれ以外の
治療についてお伝えしていきます。
《内服薬とケミカルピーリング》
レーザー治療が効果を発揮しないシミもあります。
それの代表的なものが肝斑になります。
肝斑にはレーザー治療は適さず
逆にシミが濃くなってしまう可能性があります。
そこで肝斑(かんぱん)に効果的と
言われているのがケミカルピーリングと
体の内側から治療するために
内服薬を併せて飲むという治療法があります。
内服薬として処方されるのが
ビタミンCとトラネキサム酸になります。
内服薬は表皮の深い所にある
メラノサイトに効果を発揮しますが
即効性はありませんので
長期にわたって服用する必要があります。
約2ヶ月以上の服用で
約8~9割の人に効果があるようです。
ケミカルピーリングとは薬剤で
表皮または真皮を溶かし、
新しい皮膚の再生を促す治療法になります。
肝斑の他にも
*ニキビやニキビ後の瘢痕
*乾燥肌
*小ジワ
*色素沈着
などの治療に使われます。
《ケミカルピーリングのリスク》
ケミカルピーリングを受ける前の注意点として
顔剃りや髭剃りなど肌に負担を与えるような
事は控えるのが大切と言えます。
治療後の注意点としては
*スクラブ洗顔は行わない
*紫外線に弱くなっているので
日焼け止めクリームを必ず使用すること
*治療後、肌が少し赤くほてる感じがある
*治療翌日から2~3日肌がかさつく場合もある
*施行後約5~7日間は乾燥しやすいため、
化粧水や保湿剤などで十分に保湿を行う必要がある
といったことが挙げられます。
《超音波》
その他の治療法として
ビタミンA、C、Eなどを超音波などで
直接皮膚に浸透させることで、
皮膚の細胞の再生と修復を促すスキンケアもあります。
超音波導入とは、超音波による
微細な振動を与え、
皮膚の細胞と細胞の間に
美容成分を効果的に浸透させる施術になります。
《まとめ》
シミ取りには色々な方法が
ありますが、このようなリスクがあることを
理解して行わなければ
逆効果になる可能性もありますので
気をつけなければなりません。
またシミ取りの治療を続けていても
思ったほど効果が感じられないと言う人がいるようです。
そういう方は、日ごろのスキンケアの仕方や
日やけ止めの使用量、塗り方、
といったことの確認が必要になります。
特に日やけ止めなどは、
*適量を使わない
*途中で使用をやめている
といったことがあると、
効果が現れにくいと言えるようです。
スキンケアは皮膚の疾患の塗り薬と同じで
継続と使用量を守ることで効果が出ます。
使用する量をきちんと守り、
どれ位の時間外にいるのかと言う事も考えて
日焼け止めも選び使う事が大切になります。
また、きちんとこまめに塗り直しするなど
正しいスキンケアをする事が
美容医療の効果をより高めてくれます。
つまり、シミ取りの治療を行っているから・・・
と言って普段のスキンケアが間違っていると
効果は充分に発揮されないという事になります。
せっかく、高いお金を払って施術を
受けるのですから、より効果的になる様
日頃のスキンケアについて
見直して見ることも大切と言えますね。
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