マスク着用で増える肌トラブルとは!?
10月に入り随分過ごしやすくなりましたね。
しかし、この季節は『肌のトラブルが増える…』
と言う人も多いようです。
更に、今年は新型コロナウイルスの影響で
マスクの着用による肌トラブルに悩まされている人が
増えているようです。
これからやってくる乾燥した冬を前に
今のうちから適切なケアで対策しておきましょう。
《秋の肌トラブルの原因は?》
秋の肌トラブルの原因は
*夏に浴びた紫外線
*乾燥
*花粉症
と言った事が挙げられます。
しかし今年はいつもと違う悩みを
約3人に1人の方が抱えているようです。
どのような肌悩みを抱えているのかと言うと・・・
*マスクによる肌荒れやニキビ、吹き出物
*マスクの影響で、ニキビがなかなか治らない
*マスクを着けている時間が長いので痒くなる
*肌荒れが頻繁(に起こるようになった
*マスクをしだして痒くてヒリヒリするようになった
と言った悩みがあるようです。
このように、マスクの着用によって
例年とは異なる症状に悩んでいる人が
増えているんですね。
《マスクによる肌トラブルの理由》
では、どうしてマスクによる肌荒れが
起きるのでしょうか?
皮膚表面の角質層は厚さ〇・〇二ミリで
汗と皮脂が混ざった膜があり、
外的な刺激から守る役目を果たしています。
更に皮膚には常在菌があり、そのバランスが
崩れると肌トラブルを起こしてしまいます。
バランスが崩れる原因は
マスク内部の温度、湿度が上がることで
汗や皮脂の分泌量が増え、
皮膚に常在する細菌が過剰に増加してしまうから。
また、皮脂が汗の出口をふさぎ、
あせもやニキビのような発疹が生じやすくなるんです。
コロナが流行りだしてマスクの着用時間が
長くなると発疹は悪化し、炎症を起こしやすくなる為、
『例年よりも肌トラブルを訴える人が増えている・・・』
と言う事なんです。
更にマスクで皮膚に刺激が与えられ
これが皮膚のバリアー機能低下にもなってしまう・・・
つまり、
*マスクによる摩擦
*蒸れによる常在菌のバランスの崩れ
これが角層にダメージを与え続け肌トラブルの原因となります。
これから空気が乾燥する秋を迎えますが
秋冬はマスクを外した時に
内部にこもった水分が蒸発する際に
肌の水分も一緒に蒸発するので
より肌が乾燥して肌荒れが重症化する可能性があります。
新型コロナウイルスの感染拡大で
マスクを着用しない訳にもいきませんよね。
そこで次回はマスクを着用する時に大切な事や
ケアについてお伝えしていきます。
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