季節の変わり目は体調を崩す人が多くなる?その原因は?
早いもので3月になりましたね。
3月といえば
*新しい環境に変わる時期
*季節の変わり目
になりますね。
そこで今回からは
このようなときに体調を崩さないために
気を付けることなどお伝えしていきます。
この季節は
*人事異動や昇進
*年度末ならではの忙しさ
*気温の寒暖差
といったことが原因で
自律神経のバランスが崩れることが あります。
自律神経には、
★交感神経
・昼間や活動時に働く
★副交感神経
・夜間やリラックスしているときに働く
この2種類があります。
この2つの神経がうまく働くことで
体調のバランスを保つことができます。
しかし、季節の変わり目は
下記のようなことが原因で
神経のバランスが崩れてしまい
体調不良を起こしやすくなります。
【寒暖差】
身体が寒暖差に対応するため、
交感神経が活発に働くので
多くのエネルギーが消耗され
”疲れやだるさ”を感じやすくなります。
【気圧の変化】
低気圧と高気圧の入れ替わりが激しいので
自律神経の切り替えがうまくいかなくなります。
そのため低気圧の影響を受けると
血液中の酸素濃度が下がり、
日中に眠気を感じたり
体のだるさを感じやすくなります。
【日照時間の変化】
春は日照時間が長くなるため、
*朝早く目が覚めたる
*夜更かしをする
といったことで
生活リズムが崩れやすくなります。
【生活環境の変化】
*卒業や進学
*就職や転勤
といった自分自身や家族の生活が
大きく変化する季節でもありますので
緊張感やストレスを感じ
自律神経のバランスが乱れやすくなります。
【その他 】
冬のからだは 寒さから身体を守るために、
筋肉などが収縮し、 関節も固くなっています。
そんな身体は春になると
筋肉は弛み、関節の緊張はほぐれ
春を迎えるための準備が始まるとか・・・
その流れが上手くいかないと
「肩こり」
「冷え性」
「腰痛」
「花粉症」
「肌トラブル」
といった症状が出てしまいます。
昔から
*季節の変わり目には体調を崩しやすい
*雨が降る前は頭痛がする
といった気象の変化によって 体調が崩れる・・・
といった人の話を 多く聞きますね。
今ではこのよう病気のことを
「気象病」と呼んでいるようです。
さらに『うつや不安』といった
気分障害が出てしまう人も最近では
多くなっているようです。
その原因として考えられるのが
空調が完備された環境で暮らしていることで
*暑さを感じることが少ない
*寒さを感じることが少ない
と言ったことで
自律神経が整いにくくなっているからなんです。
もともと人間は、
ある程度の外部環境ストレスには
耐えられるようになっているのですが
このような環境で暮らすことで
気圧の影響についていけない 体になってしまっています。
つまり自律神経を正常に機能させるには
暑い場所では汗をかくことが必要・・・
といったように季節に合わせた生活をすることが
大切といえます。
では自分でできる事は無いのでしょうか?
次回は自律神経を崩さないために
自分で出来る事をお伝えしていきます。
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