気象病の予防にはこんな食材でバランスよく!
前回、気象病対策の一つである
”食生活”についてお伝えしましたが
今回は、より細かく栄養素について
お伝えしていきたいと思います。
気象病に効果的な栄養素にはどんな物が
あるのでしょうか?
①ビタミンB1
痛みや自律神経のメカニズムとも
深く関係している栄養素になります。
脳や糖質を体内でエネルギーに変換してくれる時に
不可欠な栄養素になります。
★ビタミンB1が多く含まれているのは
*豚肉、うなぎ、玄米などがあります。
②ビタミンE
抗酸化作用が高い脂溶性のビタミンで、
活性酸素から身体を守ります。
*血流を促す
*コレステロール値を下げる
*自律神経を正常な状態に導く
*ホルモン分泌をコントロールする
と言った働きがあります。
★ビタミンE多く含まれる食材は
ゴールドキウイ、キウイ、アボカド、赤ピーマン、大根の葉
など・・・
③ビタミンA
肌をはじめ目や口、鼻、のど、気管支などの
粘膜の健康維持に効果があります。
更に乱れた自律神経を整えて、
「やる気が出ない」と言った症状を和らげる作用も・・・・
★ビタミンAが多く含まれる食材は
ニンジン、ほうれん草、小松菜、カボチャ、
メロン、スイカ、マンゴーなど・・・
④マンガン
骨の形成や糖質・脂質代謝に働く酵素など、
色々な酵素の構成成分になり、
それらの働きをサポートする栄養素です。
*骨や軟骨
*皮膚
などの健康を保つ役割があります。
また過敏になった神経を和らげて
鎮める作用もあります。
★マンガンが多く含まれる食材は
ショウガ、パイナップル、レンコン、たけのこ
しそ、バジル、きんかんなどがあります。
⑤マグネシウム
ミネラルの一種で、骨や歯の形成に必要不可欠な栄養素で
*エネルギー代謝
*血圧や体温
*血糖値のコントロール
*精神の安定
と言った働きもるので、うつ症状を
緩和する効果にも期待されています。
つまり、気象病の予防・改善にも役立つ
栄養素と言えますね。
★マグネシウムが多く含まれる食材は
アボカド、ショウガ、枝豆、ソラマメ、バナナ
栗、ごまなど・・・。
⑤必須アミノ酸
私たちの身体に欠かすことのできない
重要な栄養素の「たんぱく質」は、
20種類のアミノ酸の集合体で
*筋肉や血液
*爪
*臓器
などを構成します。
そのうち体内で合成されないアミノ酸が
全部で9種類の「必須アミノ酸」。
そのため食事から摂取する必要があります。
必須アミノ酸は、生命維持にはもちろん必要不可欠ですが
身体をお休みモードから活動モードへと
切り替えてくれる役割があるので
自律神経を整えてくれる栄養素と言えます。
気象病になり易いこの時期は
とくに積極的に摂取したい栄養素と言えます。
★必須アミノ酸が多く含まれる食材は
バナナ、アーモンド、大豆食品、枝豆
黒酢、卵、プロセスチーズなどがあります。
このように気象病の予防に効果的な栄養素を
バランスよく摂り入れて快適な一日を過ごせるよう
工夫してみてはいかがでしょうか?
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