低気圧になると体調が悪い・・・どうして?
最近台風が立て続けに起こり
コロナに加えて色々と大変な時期に入りましたね。
台風も以前と比べると大きな台風が来るようになり、
これも温暖化のせいなのでしょうか・・・
皆さんの所は大丈夫でしたか?
また最近では『天気のせいで体調が悪い・・・』
と言う人が増えているようです。
そこで、今月は『気圧と体調の関係』について
お伝えしていきたいと思います。
《気圧と体調の関係》
9月は年間で台風が最も多い季節で
台風や雨の日など、体調が悪くなる・・・
という人も少なくない様です。
「今日は頭が痛いと思ったら、低気圧が近づいている」
「台風が近づくとぜんそくの発作が出る」
「梅雨時に古傷が痛む」
など、体調不良で天気をピタリと当ててしまう人が
皆さんの近くにもいるのではありませんか?
私の知り合いには“後何時間後に雨が降るよ”
と時間まで正確にわかる人もいました。
このような天気が原因で体調不良を起こすことを
「気象病」と呼び最も多くの人が挙げる症状が”頭痛”のようです。
その他にも
*首の痛み
*めまい
*耳鳴り
*気管支ぜんそく
*関節痛、神経痛
*古傷の痛み
*鬱(うつ)
と言った症状もあるようです。
さらに現代ではエアコンで夏は涼しく、
冬でも温かく過ごすことができるといった
生活環境によって「気象病」になりやすい
体質になってしまっているとか・・・。
また最近では、局地的大雨(ゲリラ豪雨)と言う言葉も
良く耳にする様になりましたね。
このような極端な気象現象が多くなるにつれ
年々気象病の患者数は増加しているようです。
このように「気象病」の主な原因は、気圧の変化と言えますが
気圧の変化は急なほど症状が強くなり気圧が低下するときの方が
不調を訴える人が多いようです。
更に
*1日の間に10度以上の温度変化
*気圧が前の日と比べて10ヘクトパスカル以上変化
すると症状が出やすいとも言われています。
つまり、台風の多い時期やゲリラ豪雨の発生しやすい時期は
このような体調不良を訴える人が多くなる、と言う事が言えますね。
では、どうして気圧の変化でこのような症状が出るのでしょうか?
気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるので
自律神経が活性化され、それに対抗しようとします。
自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、
この調整がうまくいかないと、
さまざまな体調不良が起こる原因になってしまいます。
つまり気圧の変化で自律神経のバランスが乱れてしまい
「気象病」の症状が出やすい、と言う事がいえます。
それでは、このような時はどうすれば良いのでしょうか?
次回は「気象病」の対処法についてお伝えしていきたいと思います。
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